Slow Hapai Life

平凡な27歳IT企業管理職の妊婦生活記録👶

おばあちゃんと過ごした数日間👵🏼

ホルモンバランスのせいなのか、必要以上にemotionalになってしまう今日この頃🌅

多分これから書く文章も内容的に相当emotionalになっているかと思いますがご勘弁を🙇‍♀️

 

 

夫の転勤先は、私の祖母が住むエリア。

つまり母が幼少期を過ごした場所で、私にとっても少しは馴染みのある場所。

 

 

引越しが落ち着いてから次の産科検診までの間の何日か、祖母とお散歩を楽しみました。

お散歩といっても、ひ孫を待つ高齢女性と8ヶ月の妊婦だからお喋りしながら街を歩くだけ。

 

 

祖母は最近祖父を亡くしたから、外に出掛ける気力がなかったようで私が外出するきっかけになったそう。

私は私で検診で毎回怒られる程体重が増えてしまうので、運動のために、つまりお互いWIN-WINの時間を過ごした。

 

 

久々に繰り出した場所を見ては、ここ変わっちゃったなー、とか、これここに売ってたんか!とか、色々発見があって嬉しそうな祖母を見て、これまでの30年近くを離れて過ごしてきた分の孝行くらいは出来ただろうかとしみじみした。

 

 

街を歩いていても、祖母からちょくちょく出てくるのは、「ここは、じーじ(祖父)が好きやった場所で…」という言葉。

 

 

祖父が亡くなってから祖母が泣いている姿は見なかったけれど、ハイカラな祖母はあまり外に悲しみを曝け出さないタイプなのだと思う。

 

 

けれど、あまりにもこの言葉が頻発して昔話を始めるもんだから、たとえ仲が良いのか悪いのか側から見ていてわからなくても、祖父が祖母にとってどれだけ大きな存在だったかと思うと切なくて切なくて胸が張り裂けそうだった。

 

 

自分が新婚で子供が生まれようとしているタイミングということが、その感情を余計に揺さぶっている感じがした。

 

 

祖父に最後に会ったのは、祖母と私の夫の3人で病院にお見舞いに行った時。

 

病院で寝ている祖父を見て、どうかこれが最後になりませんようにと思いながらも、心のどこかでは最後かもしれないと覚悟を決めていたような気がする。

感情が先走って涙が出てしまったけれど、そう思っていると悟られないように泣き顔は見せないようにした。

 

 

お腹の赤ちゃんとの生活では、節々で人間の生命って強いなと思うけれど、それでもやっぱり命は儚くて脆い。

 

そう気付いてからは、バイバイと言わなければいけない場面では、これが最後かもしれないと思ってちゃんと相手に感謝の気持ちを持たないといけないと思った。

 

 

寿命で仕方ないというだけではなく、私にはバイバイを言ったまま帰らぬ人になってしまった友人もいる。

 

だから、必要以上に悲観的になる必要はないけれど、後悔だけはしないように、誰かと一緒に過ごす時間は大切にしたり、労ったり、尊重できるようになりたいと思っている。

 

 

今日も私の大切な人たちが健康で無事に過ごせますように。

 

 

Mahalo🤙🏽