「信頼」について
今日は直接赤ちゃんとは関係ないですが、「信頼」について書きたいと思います✍🏼
■ この備忘録の目的
- 仕事をお休みしている2ヶ月間で経験したことを、将来にも役立てたいので。
- 山谷内 一也著「信頼学の教室」を読んで、そこで触れられた信頼の構造そのものを実感する出来事があったので。
私たち夫婦は、新しい命を授かったことをきっかけに、今までの生活や保険の見直しを行いました。
自分たちの知識が及ばない分野については、その道に精通している人に話を聞く方がいいだろうと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を持った方に相談することになりました。
やはりプロに相談すると、自分たちが網羅できていなかったようなリスクや可能性を示唆してくれるので、話を聞くたびに自分たちの生活がより安定したものになっていくような気持ちがしてきました。
ところが、ある一言をきっかけに、私はその人への信頼を一気に失いました。
それは、保険加入の条件に良くある病歴について、
「あなたたちはまだお若いから、この病気で長期入院なんて、まぁ無いですよね?笑」
と少し馬鹿にしたとも取れる半笑いで言い放ちました。
私はその病気で入院をしたことがありました。
高齢者だけが発症する病気ではないのです。
見た目では全くわからないので、軽い気持ちで言ったんだと思います。
夫も私の病歴を知っているので、その一言をきっかけにその人との関わりを断ち切ることに決めました。
冒頭の「信頼学の教室」の中で、著者山谷内さんは信頼の決め手になるものは「価値の共有」であるといいます。
その職業に期待する技術というのは、あくまでも相手に対して信頼がある場合に作用するものであって、相手への信頼がそもそも低い場合には技術や知識はあまり関係ないとのこと。
『信頼学の教室』(中谷内 一也):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部
初めてそのプランナーにお会いした時から、言葉遣いや表情から何となく、知識があることを良い事に少し嫌味な言い方をされるなと感じていたので、もともと信頼は高くなかったのですが、最悪の一言により、この人と同じ価値を共有することはできないと判断しました。
たとえ身近にそういう境遇の人がいなかったとしても、今まで出会ってこなかったとしても、「こういう事を口にすれば、相手を傷付ける可能性がある」と想像できることが、私は成熟した大人の証だと思っています。
まあ、この人のことはもう良いのですが、この経験から今後の人生に役立つなと思うことは、相手を傷付ける可能性のある言葉や内容は、十分に言葉を選ぶ必要があるし、どういう事柄が相手に不快な思いをさせるのかは日頃ニュース等にアンテナを立てていれば感覚が養われるかなと思いました💡
私がすきなハワイの言葉にこの言葉があります。
"I ka 'oleo no ke ola,ika 'olelo no ka make"
言葉には、人を生かす力も、殺す力もある
という意味です。
その人が使う言葉にその人の人柄が現れます。
生まれてくる赤ちゃんにも、優しくて綺麗な言葉をかけること、そしてその言葉を人にかけられるように教えてあげたいな👶
Mahalo🤙🏽
#妊婦生活